相模原 色々 ニュース


by 取締役社長 吉田 悌(だい)
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教育振興計画をスタート

 今後10年間の教育プラン

 テーマは「人が財産(たから)」

c0203322_831234.jpg おおむね20年後の都市像をイメージして制定した新相模原市基本構想のテーマ「人・自然・産業が共生する 活力あるさがみはら」を実現するため、街づくりのキーワードとした五つの基軸「誰もが安全でいきいきと暮らせる安心・福祉都市」「学びあい 人と地域をはぐくむ教育・文化都市」「やすらぎと潤いがあふれる環境共生都市」「活力にあふれ多様な交流が生まれる広域交流拠点都市」「市民とともに創る自立分権都市」の形成の中で、「教育・文化都市」部門をかたちづくるための土台の一つともいえる「教育振興計画」を策定、この四月より開始した。新総合計画における教育委員会所管部分の計画だ。
  
  「人が財産(たから)」を基本理念に据えて、「思いやりがあり、互いに助け合える」「違いを認めあい、個性を尊重できる」「郷土と社会を理解し、家族や友人、郷土を愛することができる」「社会のルールを守り、礼儀やマナーを備えている」「社会の変化に対応し、自ら考え行動することができる」「広い視野と柔軟な思考力を持っている」「広く世界に目を向け、国際感覚を身に付けている」「自ら学び、何事にもチャレンジし、たくましく生きることができる」「生きる喜びや楽しさを感じながら暮らすことができる」「人と自然とのふれあいを大切にする」など、相模原市の教育を通じて「目指すべき人間像」としている「家族や郷土を愛し 広く世界に目を向け 自ら学び 心豊かに生きる“人”」を育てていくことで「教育・文化都市」を達成していこうとするもの。計画期間は平成31年度までの10カ年。社会経済情勢や教育を取り巻く環境の変化に対応するため、適宜、計画の見直しを行なっていく。計画の進捗状況を確認するため、成果指標と目標値を設定している。
  
  具体的には、目指すべき「人間像」を備えた人物を育成するため、ひいては基本構想のテーマである「都市像」を構築するため、施策の方向性を「学校教育」「生涯学習・社会教育」「家庭・地域の教育」の三分野に区分、それぞれに「広く世界に目をむけ、自ら学び、ともに心豊かにたくましく生きる子どもを育成する」「市民が生涯にわたり学び続け、いきいきと暮らす生涯学習社会を創造する」「家族や郷土を愛し、ともに心豊かに暮らす地域社会の形成に向けて、家庭や地域の教育力を高める」という目標を掲げ計画を展開していく。
  
  「学校教育」分野では、さらに五つの基本方針を設定。「生きる力の育成」では、幼児期の特性を踏まえた幼稚園教育を促進するとともに保護者負担を軽減するための助成制度を充実する他、連続性・継続性のある教育環境を提供することの大切さを考えて保育所・幼稚園と小学校との連携を強化していく。一人ひとりに応じたきめ細やかな教育を実施するため少人数指導、少人数学級等を導入し指導方法の改善を図る。基礎・基本の習得、自ら学ぶ意欲や思考力、判断力を高めるなど確かな学力の向上につながる取り組みを進めていく。自然体験や農業体験、芸術とのふれあいなどを通じて個性を大切にし豊かな人間性や社会性などを育成する体験学習を取り入れた教育を推進していくとしている。
  
  計画の成果指標、目標値として三項目設定している。「学校を楽しいと感じる児童・生徒の割合」では現状の90%から計画最終年度の31年度には92%に。「授業がわかりやすいと感じている児童・生徒の割合」では80.5%から82.5%へ。「体験学習をして良かったと感じる児童・生徒の割合」は70%から80%にそれぞれ引き上げていくとしている。
  
  その他の基本方針である「支援を必要とする子どもの教育的ニーズの尊重」「教職員の能力の発揮と向上」「学校教育環境の充実」「学校運営力の向上」についても主要な施策を掲げ成果指標、目標値を設定して計画を推進していく。
  
  「生涯学習・社会教育」分野では、「生涯学習・社会教育の機会や施設の充実」「市民の学びの支援」「スポーツ・レクレーション活動の支援と施設の充実」「文化財の保存と活用の推進」の四つ、「家庭・地域の教育」分野では「家庭教育力の向上」「地域教育力の向上」「郷土を学び、郷土に親しむ活動の促進」の三つを基本方針として目指すべき人間像の育成、ひいてはおおむね20年後の都市像を構築することに寄与していくとしている。重点プロジェクトとして「小・中学校連携事業」「体験学習推進事業」「学校と地域の協働推進事業」「中学校完全給食推進事業」「スポーツ振興によるまちづくり事業」を挙げた。

  なお、計画書本編は薄型A4版のラップトップタイプ。30万2000円を投じて1000部を刊行した。表紙にはグレーのレザック紙を使用し内部には厚めの白い普通紙を用いている。ホームページ、行政資料コーナーや図書館で閲覧できる。また、配布用としてダイジェスト版(写真下)を2000部発行した。こちらはA4サイズ3枚を横につなげた大きさのマット紙一枚を三つ折りに畳んだ格好のもので、両面刷り全編カラーバージョンだ。印刷費は9万9600円だった。公民館や図書館、博物館などで入手可能とのこと。
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by sagamitimes | 2010-04-08 08:04 | 生活