相模原 色々 ニュース


by 取締役社長 吉田 悌(だい)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

新 さがみはら文化振興プランがスタート!

 「はぐくむ、つなぐ、つたえる」
      そして、「すすめる」
  教育・文化都市を目指して計画開始
  
   相模原市では初
    表紙にアート紙採用、「見返し」技術も

  20年後の都市像「人、自然、産業が共生する 活力あるさがみはら」をテーマに策定した基本構想。街づくりをすすめる上での五つの基軸「誰もが安全でいきいきと暮らせる安心・福祉都市」「学びあい 人と地域をはぐくむ教育・文化都市」「やすらぎと潤いがあふれる 環境共生都市」「活力にあふれ多様な交流が生まれる広域交流拠点都市」「市民とともに創る自立分権都市」の形成をキーワードとしている。その中の「教育・文化都市」を構築していくための計画の一つ「さがみはら文化振興プラン」が取りまとめられ、この4月から徐々に進められている。国が「文化芸術振興基本法」を制定する前の平成7年に相模原市で策定していた「旧プラン」を、現在の文化、芸術活動の趨勢や市民の暮らし向きとマッチさせるために更新したという側面も含まれている。
  
  基本構想を受けて策定された新総合計画(計画期間は平成22年度から31年度までの10カ年)の中で「教育・文化都市」を構築するためには「豊かな市民文化を創造する社会をつくる」ことが必要で、そのためには「文化の振興」が不可欠であることが明記された。また、この総合計画の中では、成果指標として「文化・芸術に親しんでいる市民の割合」を最新データの65.5%から中間年度の26年度には66.9%、最終年度の31年度には69.6%まで押し上げていくことが示されてもいることから、「夢輝き 未来をはぐくむ市民文化都市 さがみはら」を理念に四つの基本目標を設定、それぞれに具体的な取り組み内容と進捗状況を確認するための成果指標を設けている。
  
  基本目標の一つ目「多彩な市民文化活動の推進“はぐぐむ”」では、文化祭や合同演奏会、フォトシティさがみはらなどの自主的、創造的な活動や公民館まつりや相模の大凧、道志川合唱祭、尾崎咢堂杯演説大会、藤野ふるさと芸術村メッセージ事業など地域で行われている特色ある文化事業を支援する他、学校や公園、駅前広場などを活動の場として提供する「市民の文化活動の支援」。また、さがみ風っ子文化祭や伝統文化こども教室、合唱・絵画コンクールの開催、まつりや商店街イベントにおける若者の文化・芸術発表機会の提供、アートフリーマーケット開催の検討、文化財の調査・普及、博物館における展示・講座を担うボランティアの育成、文化・芸術人材バンクの設置で「文化の未来を担う人の支援」をするという二本の政策を打ち出している。

  成果指標として二項目挙げた。「文化芸術に携わっている人の割合」の最新データ49.6%を中間年度の26年度には55.0%、最終年度の31年度には60.0%まで引き上げる決意だ。「文化財普及活動へのボランティア参加者数」では、375人を26年度530人、31年度700人までに増やしていくことを標榜している。

  基本目標二つ目の「文化を身近に感じる環境づくりの推進“つなぐ”」では、市民が気軽に文化に親しむ機会や優れた芸術、音楽を鑑賞する機会を充実していく他、積極的な美術品の収集と公開、文化団体との連携を強化するなど「文化に触れる機会の充実」、「特色ある相模原文化の発信」、美術館や広域的な交流施設の整備を検討する「文化施設の整備・充実」の三本を掲げた。

  成果指標としては二項目。「相模原が文化的な環境であると感じる市民の割合」を30.9%から33.0%、最終的には35.0%までに押し上げる。「市内の文化芸術施設を利用している人の割合」は50.7%を53.0%、55.0%までにすると表明した。

  三つ目の「市民が誇れる文化の継承“つたえる”」では、「文化財の保存と活用」「伝統文化の継承と振興」の二本を掲げた。成果指標「文化財の指定・登録件数」では136件を158件、180件に、「古民家園や史跡田名向原旧石器時代学習館(旧石器ハテナ館)の入館者数」は38,795人を98,000人、110,000人までに増やしていく意気込みだ。

  四つ目の「文化を振興するための仕組みづくり“すすめる”」では、商業施設などを利用した文化活動の発表機会の提供や事業に対する協賛、大学や学生と連携した文化事業を展開する「市民との連携による文化の振興」、市民団体やNPOと情報を交換、共有し連携を深めるための文化振興懇話会の設置、国や県と協力して研修制度を創設する他、支援事業の認定を拡げていくなど「文化を振興するための体制づくり」の二本を重点政策として定めている。成果指標は特に、設定していない。

  プラン書は薄型A4版だがラップトップ、デスクトップ両方での利用が可能。表紙には、上品で趣がある手触りのよい高級紙「アート紙」を相模原市では初めて採用。さらに、表紙内側には光沢の良いコート紙を張り合わせた「見返し」技術も駆使している。45万円掛けて500冊印刷、製本した。ホームページや公民館などで閲覧可能となる予定。また、本庁舎行政資料コーナーでは一冊900円で販売していく予定になっている。
c0203322_10585027.jpg

[PR]
by sagamitimes | 2010-04-16 11:00 | 文化・芸術