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スポットライト!ニュースの焦点を探る


by 取締役社長 吉田 悌
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インフルエンザの流行が警報レベル超える

  1定点医療機関、平均で31.87件

  相模原市、「手洗いの習慣化」、
    「咳エチケットの徹底」を呼びかける

   今後にピーク到来か !?
 
 感染症発生動向調査における相模原市内のインフルエンザ報告数が先週(1月24日から30日まで)、1定点医療機関当たり平均で「31.87」件と国立感染症研究所が定める警報レベル「30」を超えた。また、インフルエンザを含む集団かぜによる小中学校の学級閉鎖延べ49学級で欠席者は439人。今シーズン(10月1日から1月30日まで)の累計は延べ95学級、欠席者811人となった。 
 
 「感発」動向調査は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき定められた医療機関(定点医療機関)での感染症の発生状況を保健所が集計して国に報告するもの。インフルエンザについて各定点医療機関は、一週間の発生件数を翌週月曜日に保健所へ報告することとしている。相模原市の場合、インフルエンザについての定点医療機関は39カ所、法定の医療機関が23、市医師会の協力などによる医療機関が16。
 
 最近6週間の報告数を過去5年間のものと比較すると、「新型インフルエンザ(A/H1N1)の流行した昨シーズンを除き若干の増減はあるが、現段階では例年と同程度の流行状態」との認識を示している。
 
 相模原市は、今後に流行のピークを迎えることが予測されることから「手洗いの習慣化」、咳やくしゃみをする時はティッシュで口と鼻をふさぐ、マスクをするなどの「咳エチケットの徹底」により感染の拡大を防ぐことが大切だとしている。特に、乳幼児や高齢者、基礎疾患がある方など重症化するおそれの高い人については「重症化の兆候や受診時のチェックポイントなど疾病対策課までご相談ください」と呼びかけている。
by sagamitimes | 2011-02-04 15:23 | 生活